映画「ジャージの二人」

映画「ジャージの二人」は長嶋有の同名小説を原作とした映画です。2008年7月19日に公開されました。仕事嫌いの父親と無職の息子が夏の山荘で過ごす、アンチ・スローライフな日々を描いた作品となっています。原作は、集英社の「すばる」2003年3月号に掲載され、同誌2003年11月号に掲載された「ジャージの三人」と併せて、「ジャージの二人」の題名で集英社から単行本が刊行されました。映画では父親役をシーナ&ザ・ロケッツの鮎川誠が、息子役を堺雅人が演じました。

映画が観たい!

ストーリー

32歳の息子は会社を辞めたばかり。ある日、54歳でグラビアカメラマンをする父親に北軽井沢の別荘に行かないかと誘われます。行ってみるとそこは、別荘とは名ばかりの山奥の山荘で、虫は出るわ携帯は繋がらないわの散々な環境なのでした。そこで息子は、父と彼が飼うシベリアンハスキーのミロとの二人と一匹の生活を始めるのです。山荘は夏とは思えない冷え込みで、持ってきた服では風邪をひいてしまいそうなほどです。二人は古着のジャージを着て暖を取ります。父は一日中テレビゲームの麻雀に興じ、息子は小説を書くために持参した原稿用紙に向かい合う日々。結局一文字も書けないまま毎日を過ごす息子の元には、浮気中の妻から着信が入ったり、お隣の遠山さんが訪ねてきたり、父の友人の岡田が遊びに来たり。別荘には入れ替わり立ち代わり誰かが来ては去っていき、緩い毎日が過ぎていくのでした。一年後、二人と一匹は再び別荘を訪れます。今度は浮気を辞めた妻も一緒です。妻も古着のジャージを着ますが、二人の仲はまだぎこちない様子。別荘に来て二日後、妻は仕事のために帰ってしまいますが、来年も来るつもりなのかジャージはきちんとたたんであるのでした。妻と入れ違いに、今度は父の娘・花ちゃんがやってきます。息子にとっては異母妹に当たる花ちゃん。彼女は夏休み中に40本の映画を観るのだと、ビデオを大量にレンタルしてきますが、別荘にはビデオデッキがありません。仕方なくお隣の遠山さんにデッキを借りに行きますが、花ちゃんのピアノの先生が亡くなったとの知らせが入り、彼女も帰郷することに。父も花ちゃんと一緒に帰ることになり、息子は結局「ジャージの一人」に。台風が別荘を襲う中、一人机に向かって原稿用紙と睨めっこする息子。翌朝、台風も通り過ぎて晴れ渡った空の下、電波が入る穴場スポットで、息子は一人携帯を空高く掲げるのでした。

ャスト

  • 息子・・・堺雅人
  • 父・・・鮎川誠
  • 息子の妻・・・水野美紀
  • 花ちゃん・・・田中あさみ
  • 岡田・・・ダンカン
  • 遠山さん・・・大楠道代

スタッフ

  • 監督・・・中村義洋
  • 脚本・・・中村義洋
  • プロデューサー・・・宇田川寧、田辺圭吾
  • 助監督・・・山本透
  • 撮影・・・小松高志
  • 編集・・・大畑英亮
  • 美術・・・露木恵美子
  • 録音・・・高野泰雄
  • 照明・・・松岡泰彦
  • VE・・・鏡原圭吾
  • 音楽プロデューサー・・・佐々木次彦
  • キャスティング・・・田端利江
  • ラインプロデューサー・・・若林雄介
  • 主題歌・・・HALCALI「伝説の2人」

感想

中村監督作品で一番好きな映画がこの「ジャージの二人」です。邦画独特のゆる~い雰囲気とゆる~い会話がとても心地よい映画です。私は秋田県出身なので、山間部の夏の肌寒さがとてもよくわかります。山の寒さにはジャージがぴったりだというのも頷けます。もうそれだけでも可笑しいのですが、さらに鮎川誠と堺雅人の親子の会話が楽しくて、終始クスクス笑いながら観ていました。コアラのマーチもジャイアントカプリコも知らない父に、それを一生懸命に説明する息子。「コアラ状のビスケットにチョコレートが入ってるの」という当たり前のセリフなのになんだか笑えてしまいます。とくに大きな事件が起こるわけでもなく、ちょっと訳ありのおっさん二人が山奥の虫のでる“別荘”で夏休みを過ごすという本当にゆる~い映画です。二人の生活を覗き見ているような、そんな気分に浸れます。畑の真ん中で空に手を伸ばす女子高生とか、電波の通じるとっておきスポットを妻には教えない息子とか、お隣の遠山さんの謎な感じとか、なんて読むのか分からない「和小」のジャージとか、どれもとっても好きです。最初は堺さんと鮎川さん、似ても似つかない親子だなと思っていたのですが、最後の方には完全に親子に見えてしまうのが不思議です。堺さんはこういうちょっととぼけた可哀想な役が本当に似合います。爆笑も感動もない映画ですが、銭湯で足を伸ばしてお風呂に入っているような、心地いい気持ちになれる映画です。ぜひコアラのマーチを食べながら観てください。

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